一条工務店の家では、ロスガード90という全熱交換換気システムが標準でついており、計画換気されています。
一方、風呂・トイレ・キッチンにはこれとは別に換気扇がついています。これらの換気扇は標準のフィルタのようなものは無いのですが、私はそれぞれにフィルタを別付けしました。また、フィルタ設置後9か月で汚れ具合の確認・交換をしたので、その状況を紹介します。
風呂
風呂の換気扇は、PanasonicのFY-17C6UJKという型番のものがついています。シャッターがついていて外気が入ってこないようなタイプのもののようです。
営業さんに聞いたところ、風呂の換気扇はフィルタは特にいらないのでは、と言われました。おそらく、比較的清潔な室内空気が外に出ていくことと、外に出ていく空気をわざわざきれいにする理由がないことから、そう言われたのかなと思います。
ただ、以前の賃貸で風呂換気扇が結構汚れて、埃が落ちてきたり、掃除が大変だった記憶があったので、風呂にもフィルタはつけておこうと思いました。
近所のニトリで買った以下のフィルタを切り貼りして、写真のようにつけてみました。
Webで買えるものだと、以下のようなフィルタがあるようです。15cm角だと少し小さいので20cm角のものがよさそうです。次はこれを買おうと思います。
その9か月後の結果がこれです。
使用頻度としては、夏場~中間期は風呂使用後は1hほど換気扇を回し、冬場はほとんど回さず風呂の湿気はサーキュレーターで家全体に拡散するようにしていました。使用時間としては少な目だと思いますが、それでもそこそこ汚れがついています。換気扇のファンはほとんど汚れていませんでしたが、フィルタなしだと換気扇自体も結構汚れそうです。
風呂換気扇のフィルタは、半年~1年に1度交換するのがよさそうに思いました。
トイレ
トイレの換気扇は、三菱電機のV-08PED6-IJという型番で、とじピタというシリーズの密閉シャッター付きのものでした。換気ONの時だけ開く構造で、外気が室内に入りにくいようになっています。
こちらもフィルタは特に不要のはずですが、先ほどのフィルタを換気扇サイズに合わせてカットし、写真のようにつけておきました。1F、2Fそれぞれにトイレがあるので両方につけてあります。
9か月後にフィルタを取り外したところ、使用頻度の高い1Fトイレはかなりほこりがついていました。
2Fはほとんど汚れていなかったのでフィルタ交換しませんでした。(写真なし)
トイレ換気扇の使用頻度としては、照明のPanasonic人感センサスイッチと連動で、換気扇ON、人がいなくなってから5分後にOFFにしていました。使用頻度の高い1Fは半年~1年に1回、使用頻度の低い2Fは2年に1回くらいの交換頻度が良さそうです。
キッチン
キッチンの換気扇は、FUJIOHのSBARL-902LS-IJという型番のものでした。AriafinaのBarchettaというシリーズのものと思われますが、廃盤なのか同一型番のものは探せず…廃盤だとしても製品情報は残しておいてほしい…
この換気扇は、金属板に穴の開いた板がフィルタとしてついているのですが、これでは心もとないので、別フィルタをつけることにしました。
フィルタとしてスターフィルターを設置する例が多い*1*2ので、我が家でも真似てみました。サイズは297mm×400mmにすると換気扇にピッタリサイズでいい感じに設置できます。
いきなり汚れた写真ですみませんが、9か月後の結果がこれです。
裏面はこんな感じ、ふちの白色の部分と色を比較すると汚れているのがわかります。
ちなみに、スターフィルターでかなり汚れがとれているのか、フィルタの奥・ファンは全然汚れていません。
フィルタ手前の整流板はどうしても掃除する必要がありますが、換気扇掃除はかなり楽になりそうです。
キッチンの使用頻度としては、毎日使用で、朝は使用せず、昼は麺(ほとんど蒸気のみ)、夜に油を使った料理する、といった感じでした。揚げ物みたいな料理はあまりしないものの、炒め物が多いので、比較的多く油汚れがついていたように思います。もう少し使用頻度高いなら半年、使用頻度低いなら1年くらいで交換するのがよさそうです。