【一条工務店i-smile】入居後2年分の電力量・電気料金実績値と、太陽光・蓄電池メリット

3月末で入居後丸二年が経過したので、2年目の電力量・電気料金をまとめました。

前回の、入居後1年の実績値の記事はこちら dededemio.hatenablog.jp

建物概要

電力量

我が家の入居2年目の電力量(kWh)は以下の通りでした。*1

年月 発電 消費 売電 買電 充電 放電
1年目合計 10,789 7,726 5,069 2,491 2,487 2,015
2024/4 907 671 447 247 180 145
2024/5 1,147 647 641 180 199 160
2024/6 1,075 702 541 206 192 156
2024/7 1,149 856 532 285 227 178
2024/8 1,159 834 555 275 238 195
2024/9 902 691 425 257 215 174
2024/10 606 663 192 288 193 154
2024/11 511 660 113 302 200 161
2024/12 602 800 114 357 224 180
2025/1 622 841 130 391 208 167
2025/2 741 773 269 338 175 140
2025/3 820 728 370 315 179 143
2年目合計 10,240 8,867 4,329 3,440 2,430 1,953
2年間の合計 21,029 16,593 9,398 5,932 4,918 3,968

入居後2年の電力量グラフは以下の図のようになりました。

入居後2年間の電力量

  • 入居(2023/4)からの自給率等は以下でした。
    • (売電を含まない)エネルギー自給率*2は64.3%
    • 売電を含んだトータルのエネルギー自給率*3は126.7%
    • 自家消費率*4は55.3%
  • 2年目は家族の人数が増えた+家電機器も増えたことで、単純に消費電力量が15%ほど上がっています。反面、太陽光発電は前年比5%減でしたので、買電が増えるという結果になりました。

電気料金

入居後2年目の電気料金は以下の通りでした。

年月 電気料金[円] 売電収入[円] 各月収支[円]
1年目合計 92,349 85,731 6,618
2024/04 9,810 6,902 2,908
2024/05 5,850 9,945 -4,095
2024/06 6,329 10,319 -3,990
2024/07 10,534 7,089 3,445
2024/08 9,740 10,285 -545
2024/09 9,747 8,160 1,587
2024/10 8,213 3,774 4,439
2024/11 11,597 1,598 9,999
2024/12 12,472 2,040 10,432
2025/01 14,915 1,836 13,079
2025/02 13,547 3,791 9,756
2025/03 10,934 5,423 5,511
2年目合計 123,688 71,162 52,526
2年間の合計 216,037 156,893 59,144

入居(2023/4)からの電気料金グラフは以下の図のようになりました。

  • 2年目は5, 6, 8月は黒字(売電額が多い)でしたが他の月は赤字(買電額が多い)となりました。2年目の光熱費は約5万円でした。1年目の6千円から大幅増となっています。消費電力増、太陽光発電の低下が如実に出ているなという感じです。
  • 2年目の4月末から東京電力→Looopでんきに変更したのですが、試算してみると年間で5,200円ほどLooopでんきのほうが安価に済んだようです。以前試算した東京電力とLooopでんきの電気料金の差*5の平年並みの結果となり、想定通りでした。ただ、Looopでんきは2025/4から基本料金がつく改悪*6が予定されているので、今後は変わってくるかもしれません。
  • 買電だけを見ると、2年目はトータルで12万3千円でした。転居前の賃貸(RC5階建てマンション、3LDK、65㎡)では、2022年度の電気+ガス料金実績で年間26万3千円でしたので、電気料金は1年目より上がっていますが、それでも年間14万円は光熱費が浮いています。

太陽光・蓄電池のメリットと回収年数

2年目の電気料金が太陽光・蓄電池のおかげでどの程度下げられたのかを試算し、太陽光・蓄電池のメリットを計算します。また、1年目の結果も含め費用回収年数を計算してみます。

太陽光発電を自家消費に回した分は、(発電量-売電量-充電量)で計算できます。年間トータルで3,549[kWh]でした。Looopでんきは市場連動型なのでこのメリットを計算するのはやや手間なのですが、Looopでんきの電気料金計算ロジックで自家消費が発生した時刻毎に電気料金を計算し積算すると、124,331円が太陽光パネルのメリットになります。

蓄電池メリットは放電量=1,947kWhになります。こちらも放電発生時刻毎にLooopでんきの電気料金を計算して積算すると、77,476円が蓄電池のメリットになります。

というわけで、太陽光・蓄電池分も買電していた場合は年間電気代が325,495円になるだろうと考えられます。

年度 買電金額(a) 自己消費分の
電気代節約(b)
蓄電池分の
電気代節約(c)
本来電気代
(a)+(b)+(c)
2023(1年目) 92,349 105,886 65,928 264,163
2024(2年目) 123,688 124,331 77,476 325,495

ちなみに、節約金額が昨年度より大きくなっているように見えますが、消費電力量が多くなった分が反映されただけであり、本来電気代に対する比率は昨年度同様です。

次に太陽光・蓄電池システムの初期費用の回収年数を考えてみます。2年間の売電収入と太陽光・蓄電池による光熱費削減量の合計は530,514円でした。年平均では26万5千円であり、太陽光・蓄電池システム193万円の回収年数は7.3年となります。ただ、正確性を上げるため、以下の要素を考慮します。

  • 太陽光発電は単利で年0.38%出力が低下する*7
  • 蓄電池は単利で年2.67%容量が低下する*8
  • 固定資産税や太陽光システム分のローン利息が年間8,000円程度かかる*9

すると、平均的な太陽光・蓄電池システムのメリットは年24.5万円となり、回収年数は約8年となりました。

搭載費用 年間メリット 回収年数
193万円 24.5万円 7.9年

前回に比べ、消費電力が増えたため光熱費削減メリットも増加したものの、未考慮だった蓄電池および固定資産税、ローン利息を考慮したため約8年とほぼ同じ回収年数でした。建築時のシミュレーションの費用回収期間13年よりは早いペースで回収できそうなことは変わらなさそうです。

ただ、消費電力が増えていることはあまりよろしくないので、削減方法を考えたいと思います。

*1:一条パワーモニターアプリで集計した電力量実績値を記載。誤差があるので料金÷単価とは合致しない

*2:消費に対して買電以外で賄った電力量 (1-買電÷消費)×100[%]

*3: 発電÷消費×100[%]

*4:発電電力のうち自家消費した割合 (1-売電÷発電)×100[%]

*5:東京電力から新電力(Looopでんき)に切り替えた場合の電気料金シミュレーション - 白旗製作所

*6:「【重要】Looopでんき料金プラン「スマートタイムONE(電灯)」リニューアルのお知らせ」|Looopでんき公式サイト

*7:【2025年】太陽光パネルの実際の寿命は?30年以上運用できる?耐用年数・劣化率とあわせて考える│ソーラーパートナーズ

*8:保証期間15年で60%容量を保証=単利で年2.67%容量減の可能性があるとした。ただし、蓄電池の容量の低下の仕方は線形ではないがそこは未考慮

*9:【一条工務店i-smile】太陽光・蓄電池の固定資産税も含む投資回収年数 - 白旗製作所