我が家はの2Fに廊下に人感センサーつきダウンライトがあるのですが、部屋のドアを開けていると廊下に出てないのに不意についてしまう、夜いきなりつくので眩しい、という理由でいつもはOFFにしています。
ただ、夜間に明かりが全くないのも困るので、廊下に使える足元の常夜灯みたいなものが欲しいなとおもっていたのですが、ダイソーに以下の商品を見つけてつい手に取ってしまいました。税込み330円でした。
LED明暗センサー付きナイトライト(電球色)jp.daisonet.com
しかし、このナイトライト、レビューにもあるのですが、昼だろうがお構いなしにライトが点きっぱなしになります。
センサの感度が悪いのか、かなりセンサ付近に強い光を当てないと消えません。設置場所は廊下なのでそんなに明るくはないのですが、それだとつきっぱなし。
さらに、通常の点灯ではナイトライトとしては眩しすぎます。通常のダウンライトが眩しいという理由で購入したのに、これは困ります。
そこで、センサー部分を調整できないか分解してみました。
ランプの分解と改造
本体横の、LEDが点灯する白半透明部分と白部分の隙間にカッター・マイナスドライバーを入れると、殻割できました。 爪だけでなく接着剤で付けてあるようで、かなり力を入れないと開きません。
内部はこのようになっています。
基板はかなりシンプル目です。赤丸で示した、中央に飛び出ている箇所がセンサで、フォトトランジスタかフォトダイオードみたいなもののようです。周辺に可変抵抗の一つでもついてないかなと思ったのですが、ありませんでした。
ふた側には黒色のキャップがついています。内部のLEDの光をセンサに当てないようにするためのものだと思うのですが、同時にセンサの感度を悪化させている原因だと思われます。そこで、この黒色キャップを取ってみることにしました。
結果
黒のキャップを取り除いてふたを戻したところ、昼間は弱い光でもライトが消えるようになりました。
夜間は暗くなればちゃんと点灯します。さらに、眩しすぎる光も軽減されて、ぼんやり光るようになりました。
写真だと少しわかりにくいかもしれませんが、もともとはかなり光量が強く、夜間には眩しすぎました。黒キャップを取り除いたあとはやや暗くなっています。
人によっては明るさが足りないかなとも思いますが、個人的にはナイトライトとしてはこれくらいがちょうど良いいと感じました。
いまはふたを接着剤で戻して、2F廊下の常夜灯として使っています。割と簡単な改造で実用的になったので助かりました。
参考
後で調べたところ以下のようにレビューされている方がいて、やはり眩しすぎる、センサの感度が悪いということが記載されていました。
2つ目の記事では、インクジェット用のフォト用紙をカバーとして取り付けることで間接照明的に使われているようです。昼も点灯してしまうことに目をつぶれば、こういった方法が簡易でいいかもしれません。
また、この商品を分解されている動画がありました。丁寧に回路図まで起こされています。
コメントを見ると、チップ抵抗を置き換えて明るさを調整されている方もいるようです。手持ちでちょうどいい抵抗値の抵抗があれば、こういった改造もありですね。
R1の120kΩを90kΩに置き換えて、相当暗くならないと点灯しないように改造しました。